吉川晃司 音楽も演技も規格外の男は、何を想い、表現し、創作するのか
かつて吉川晃司が自らの音楽について、「表現というよりも体現」と語っていたことがある。確かに吉川の生き方はそのまま彼の音楽表現に直結しているように思える。肉体の動きまでもがライヴの一部。彼の代名詞的なシンバルキックは自分の身長よりも30センチ高いところにあるシンバルを跳躍して回転しながら蹴る荒技だ。そこに理屈はない。だが、その蹴りを観るだけで伝わってくるものが確実にある。そこには現実を軽々と越えていくパワーが存在している。
かつて吉川晃司が自らの音楽について、「表現というよりも体現」と語っていたことがある。確かに吉川の生き方はそのまま彼の音楽表現に直結しているように思える。肉体の動きまでもがライヴの一部。彼の代名詞的なシンバルキックは自分の身長よりも30センチ高いところにあるシンバルを跳躍して回転しながら蹴る荒技だ。そこに理屈はない。だが、その蹴りを観るだけで伝わってくるものが確実にある。そこには現実を軽々と越えていくパワーが存在している。